「汗かき」さんの筆者が、50年間で体験したエピソードを中心に、「汗かき」さんの「あるある」をまとめました。
また、X(旧Twitter)の中でやり取りしている方からも意見をもらい、それらもまとめています。
汗かき、手汗、足汗、多汗症など、汗で悩んでいる人が、みんな同じような悩み、エピソードを持っているんだなぁと感じ、少しでも気分が晴れることを願っています。
もし、他にも、「あるある」があったら、X(旧Twitter)の汗かき侍(@yama_ase)、もしくは、問合せページからご連絡いただければ、掲載させて頂きたいと思います。
子ども編

汗で悩むことが一番多い時期です。
学生生活が汗を気にして制限されることも多かったです。
日常生活

子供のころも大変だったなぁ。
- 小学生くらいで、周りと較べて、自分は汗かきなんだと、気が付き悩みだす。
- 汗のことで、友達とかに言われた何気ない一言で、傷ついた経験がある。
- 子どもの頃、親に汗かきのことを相談しても、「体質だから大人になったら直る」と言われて、そのままになる。
- 小学生くらいで、周りと較べて、自分は汗かきなんだと、気が付き悩みだす。
- 汗のことで、友達とかに言われた何気ない一言で、傷ついた経験がある。
- 子どもの頃、親に汗かきのことを相談しても、「体質だから大人になったら直る」と言われて、そのままになる。
- 折り紙がふにゃふにゃになって、折れない。
- 中学生、高校生くらいで恋愛をしたいが、汗が気になって、恋愛に積極的になれない。
- ハンカチ、タオルハンカチ、タオルが手放せない。
- 汗のことでからかわれたり、いじめにあったりする。
- 自転車で登校すると、汗だくになっている。
勉強



汗がなかったら、もっと勉強できたかも。
- 学校のプリントが手汗で濡れる。そして、紙が弱くなっているので、消しゴムで消すと、プリントが破れる。
- テストの時、特にテストが手汗で濡れる。問題できなくて焦れば焦るほど、手汗が出て、テストが濡れる。
- プリントと手の間に、いろいろなものを入れて、プリントが濡れるのを防ぐ。消しゴム、ものさし、ハンカチなど。
- 文字を書く時は、袖(そで)を紙と手の間に持ってきて、紙が濡れるのを防ぐ。
- ノートが手汗で濡れる。
- プリントが手汗で濡れるので、後ろの人にプリントを渡す前に、ハンカチで手を拭いてから渡す。
- シャープペン、ボールペンのゴム製のグリップがヌルヌルで変な液が出てる。
- 下敷きは、うちわの代わり。いかに扇ぎやすいかで選択してしまう。


ゲーム



子どものころは、ゲームが大好きだったなぁ。
- ゲームのコントラーが汗で濡れて、壊れる。
- 音ゲー中に手汗によって、タップやフリックが一切効かないことが、ちょくちょくある。
- ゲームのコントローラーを友達に渡すと、ティッシュで汗を拭かれる。
- ゲームのコントラーが汗で濡れて、操作しにくくて、プレイしにくい。


手を繋ぐ機会



異性を意識しだすと汗はつらい。
- 小学校の1年生を迎える会で手を繋いで入場。1年生の子が手がぬるぬると言わないか心配。
- 部活でハイタッチとかストレッチとかで、肌を触れ合うのが苦手。
- フォークダンスなどで手を繋ぐと、相手に手をズボンで拭かれる。
- 腕相撲が天敵。小学生なら、汗すごいって言われる。中学校、必死でやらない方にもっていく。それもやらないといけない雰囲気になったら終わる。
体育



体育を純粋に楽しみないね。
- 体育では自分だけ汗びっしょりになる。
- 体操服の脇が汗で濡れて、土が付くので、茶色になる。
- ソフトボールをやっていたけど、グローブの中がで汗でびちょびちょ。
- 鉄棒、登り棒など棒を掴む系の遊具では、汗で滑って遊べない。
- 体操服で手汗や顔汗を拭くので、上着の下の方やズボンが汚れている。
大人編


大人になって、社会人になると気になる点も変わってきます。汗で選択の幅が狭まっていることは、変わりないです。
しかし、40歳代を過ぎてくると、図太くなって、汗での悩みが減ってきました。
でも、汗かきのあるあるが減る訳ではありませんが。
生活の困りごと



一つ一つは小さなことだけど。これだけあると大変だなぁ。
- 電車のつり革が手汗でべちょべちょになるので、潔癖症を装って、ハンカチを使う。
- 汗で眼鏡が曇りがち。
- 辛いもの熱いものは外では食べられない。
- お店でタブレット入力があると困る。
- スーパーのビニール袋を開けるに困ったことがない。
- 耳垢が湿っている。
- 車のハンドルが手汗で滑る。
- 手汗でキーボード、マウスが壊れる。
- ガラスのテーブルに手をおくと、手の周りが曇る。
- 唐辛子の辛さは、効果てきめん。秒で汗が噴き出す。
- 汗の臭いが、絶えず気になる。
- ゴム手袋すると、中に汗が溜まってべちゃべちゃ。


服装



服の選択は汗が基準になっちゃう。
- 服は白色など汗が目立たないものを選ぶ。グレーの服は着たことがない。
- Tシャツを着て、その上にパーカーを着ても、脇汗の跡がでるくらい汗をかく。
- 服の脇が脇汗で濡れていないことがない。目立つか目立たないかの違い。
- おしりの汗が酷くてジャージ等はいて座ると床が蒸れてる。
- 試着室で、裾上げのお願いしていると汗が出てきて、集中できない。
- 帽子の淵が汗で白くなって、模様ができる。


靴・靴下



サンダルを素足で履いてみたい。
- サンダルを履く時も靴下を履く。
- 足汗が酷くて、足にぶつぶつみたいなのができる。そして、それが痒い。
- 靴下は、汗を吸うかどうかの基準で選ぶ。
- 靴下をはいてないと室内を歩きたくない。
- 足汗でフローリング汚れるし、だいたい靴下が臭いから友達の家にあがりづらい。
- スリッパが、いように臭くなる。


オシャレ



汗かきだって、おしゃれしたい。
- 夏場に前髪が湿って、さらさらなんて日がない。
- 化粧がすぐ落ちる。眉尻がすぐ消える。
- 服を買う時など、店員さんがくると余計に汗をかいて、ゆっくり選べない。
- 試着室で汗をかくので、できるだけ利用しない。
- メイクは汗に強いかで選ぶため保湿重視する事が出来ない。
- 整髪料を付けても汗で溶けるので、無意味。すぐにヘアセットが崩れる。
- 美容室のナイロンのカバーが暑くて、汗だくになる。
- リュックを背負うと汗で服に跡ができるので、リュックは背負わない。
- スカートの裏地が太ももに張り付く。
- 日焼け止めを塗っても汗で流れて、意味がなく、日焼けしてしまう。


スマホ



汗とスマホの組み合わせは、最悪だ~。
- スマホの手帳型カバーがすぐよれる。
- 尻ポケットにいれているスマホが、汗のせいで、勝手に作動する。
- 指紋認証が反応しない。
- 画面がいつでも指紋というか、汗の水滴、指の移動した跡などがついていて、汚い。
- スマホが汗で水没状態になって壊れる。


スポーツ、習い事



汗でやりたいことができないのは辛いなぁ。
- ピアノの鍵盤が汗でベタベタになるので、弾けない。
- ギターなどの弦楽器がうまく弾けない。
- ギターなどの弦が汗で錆びる。
- テニス、卓球、バトミントンなどのグリップが汗で滑る。
- ボーリングが汗で滑るので、苦手。さらに、ハイタッチもあるので、さらに苦手。
- 裁縫の針が、すぐに錆びる。


仕事



仕事は一生のこと。よく考えよう。
- 自分のやりたい仕事よりも、汗をかかない仕事、汗をかいても問題にならないような職業を探していまう。
- 仕事で握手をする場面が発生しないかを考えると怖い。握手の場面がきそうな場所から逃げがち。
- 卓上扇風機は必須。
- 出張先などお客さまの訪問先で、汗をかきすぎて、「大丈夫ですか」と心配される。
- 電車の中で、自分ひとりビショビショになって、ハンカチで汗を拭く。




人間関係



人間関係は気を遣うことが多いよね。
- レンタカーで自分が運転した後、友達に変わる時にハンドルの汗が気になる。
- 化粧品売り場などで、店員さんにハンドクリーム出されるのすごい苦手。
- 多汗症を隠して生活している人が多い。
- 手汗が多くても、他人から見たら、分かりにくい。そのため、他人からみたら、どんなに悩んでいるかも分かりにくい。
恋愛



恋愛できるように頑張っていこう。
- 学生時代から、汗のことを気にして、恋愛に積極的になれない。
- 付き合った人とも手を握れず指か服を掴む。
- 彼氏・彼女と手繋げない。
- 手相占いにいけない。
- 相手に汗のことを伝えて交際を始めると楽。
- デートの場所は、冷房の効いた室内を選択することが多い。


性格



汗との関係はよく分からないが。
- 多汗症の人は、緊張しやすい、不安を感じやすいといった傾向がある。
- 自律神経に問題を抱えている人が多い。
- 汗が出るのを止めようとするほど、焦ってもっと汗が止まらなくなる。
- 汗が多いことで悩み、精神的に疲れてしまう。
- 焦るとか緊張する場面では、汗が多くなり、垂れだす。
その他



いっぱい、あるね。
- 汗かきだけど、意外に寒がりだったりもする。
- いろいろ周りに気が付かれないように生活しているので、汗かきだと気が付かれない人も多い。
- レジでおつりを渡される時に、手を添えれるが苦手。
- タオルハンカチを、常に持っている。
- 手汗が酷くて、足にぶつぶつみたいなのができる。そして、手の皮ボロボロに剥けてくる。
- 脇汗が二の腕をつたってくる。タラ~って感じを感じることが多い。
- 冬でも汗をかく。夏なら暑いからで通るが、冬はその理由が難しいので、実は冬が苦手。
- 年に数回ある手汗がなくサラサラでが逆に戸惑う。
- お風呂に入っても汗だくで、服着ている時点で、汗だくいなっている。
- 全身から汗をかく。頭、顔、首、脇、背中、お腹、お尻、太もも、足など。
- ETS手術をしようか悩む。
- ETS手術後の代償性発汗で悩んでいる人もいる。ETS手術で良くなった人もいる。
- 制汗剤では、汗は抑えることができない。
- 小さい頃は多汗症という言葉さえ知らなった。最近、多汗症という病気だと知った。
まとめ


いろいろと「汗かき」さんの「あるある」をあげてみました。現在、110個です。
多分、自分と同じだなぁと思うところがいっぱいあったと思います。
最近は、「汗かき」でも重症で生活に支障が出ている場合は、多汗症という病気として認識され、薬もいろいろ出てきました。
それでも日常生活で困ることも多く、悩むことも多いでしょう。
同じ悩みを抱えている人が多くいることを忘れず、積極的に生活していってほしいと願うばかりです。
このあるあるが、そんな方の勇気につながったり、支えになったりするといいなぁと思います。