- 汗かきで、セットしていたヘアスタイルがキープできない。
- 多汗症で、汗がしたたって、髪が濡れて、髪型が崩れる。
- 夏、冬通して、汗をかくので、汗を拭きやすい髪型が知りたい。
- 大量の汗をかいても、髪型がボロボロにならず、可愛くいたい。
汗かき、多汗症の人で、特に頭部に汗を多くかく女性は、汗をかいてもヘアスタイルが崩れない髪型がないかと思っていると思います。
今回は、汗かき女性が注意するポイントや汗に強い髪型を中心にいろいろとまとめています。
汗かき侍は、40年前から多汗症で、治療方法も確率していなかったので、直すというよりも、汗と共に生活することを考えてきました。その中で得た知識をもとに汗かき女性にも似合う髪型を紹介したいと思います。
もちろん女性だけなく、男性にも役立つ情報が含まれているので参考にしてみてください。
この記事では、大きく以下の3つの観点から解説してます。
- 汗かき女性が髪型で気を付けるポイント
- 汗かき女性におすすめのロングヘア、ミディアムヘアスタイル
- 汗っかき女性がやってはいけない髪型
この記事では、きっちりまとめるスタイル、お団子スタイル、ショートヘア、前髪のアレンジなどを推奨しています。この記事を読めば、その具体的な方法や理由が分かりますので、興味を持った方は読み進めてください。
なお、参考となるYoutubeもまとめているので参考にしてみてください。
汗かき女性が髪型で気を付けるポイント

汗かき女性が髪型で気を付ける4つのポイントをあげています。
基本的には汗をかく前提で、汗によって髪型が崩れたりしないで、可愛いままの髪型をキープできるような工夫を書いています。
汗の量は人それぞれですが、極端に言えば、汗が滴るレベルの汗でも、ポイントに注意して工夫すれば、よりきれいな状態をキープできるはずです。
風通しが良く、汗で蒸れにくい
汗かき女性の髪型において、風通しを良くして、蒸れにくいような髪型にするというのは重要です。
風通しが良い髪型は体感温度が2℃も違うと言われており、汗の量を減らして快適に過ごすことができます。
また、汗の量が減れば、汗でベタついたりぐっしょりすることも防げます。
具体的には、髪の毛が首を覆わないようなスタイルや、ポニーテール、ショートヘアなど風通しの良い髪型を選ぶことで対策ができます。
汗をかいた時に、ふきやすい
汗かき女性の髪型において、汗をかいた時に、ふきやすい髪型にするというのも重要です。
多汗症で、重症度が高い場合、汗が雫となって垂れるような場合があります。
その際は、ハンカチなどで拭くことで、髪が湿ったり、ベタベタになるのを防ぎましょう。
ロングヘアーでも、髪を結んで、拭きやすくすることで対策ができます。
「きっちり」とまとめる
汗かき女性の髪型において、髪型を「きっちり」とまとめるというのも重要です。
きっちりまとめた髪型は、汗がこもり易く、逆に暑いのではないかと思われるかもしれませんが、髪型が崩れにくい点で優れています。
ふわっとした髪型は、汗でぺったんこになったり、肌に張り付いたりして、髪型が崩れてしまいます。
きっちりまとめた髪型は汗の影響を受けにくく、清潔感も保ちやすく、対策として有効です。
前髪はおろさないで、アップスタイルにする
汗かき女性の髪型において、前髪はおろさないで、アップスタイルにするというのも重要です。
おでこに汗をかくと、前髪はおでこに張り付いたり、まとまって変な分け方になったりと、きれいな状態で維持することは、汗かきには困難です。
前髪はアップスタイルにしたり、前髪をおろさないようにピンで止めるなどの対策を行いましょう。
汗かき女性におすすめのロングヘア、ミディアムヘアスタイル

汗かき女性の中で、ロングヘア、ミディアムヘアの方に、おすすめの髪型を紹介しています。
基本的には、前の項目で書いた気を付けるポイントに対応した髪型になります。
ポニーテール
ポニーテールにする目的は、髪が首、背中に当たって、汗をかいて、服が濡れることを防ぐことです。
そのため、できれば高い位置で結ぶようにしてください。
そうすることで、さらに風通しが良くなって汗をかきにくくなったり、汗をふきやすくなったりします。
ポニーテールは、うなじがセクシー、清潔感があっていいなどの理由から、実は男性にも人気の髪型です。
シュシュなどにもこだわって、汗対策だけでなく、ヘアースタイルとして楽しんでください。
ポニーテールの結び方の動画も載せておくので、参考にしてくださいね。
ひとつ結び
ポニーテールはちょっと、自分には合わないと思われる汗かきさんは、ひとつ結びを試してみてください。
ポニーテールより、低い位置で結ぶので、髪が背中などにかかりやすく、汗をかきやすいですが、それでも普通におろしているよりも、涼しく、汗もふきやすいです。
できるだけシンプルな一つ結びにして、結び目にアクセサリーをつけることで、今っぽいアレンジにすることもできるので、おすすめです。
ひとつ結びのコツは、表参道美容師さんの動画が参考になります
お団子
ポニーテール、ひとつ結びよりおすすめなのが、お団子ヘアです。
看護師さんなど、髪が邪魔にならないようにすることが多い印象ですが、汗対策の髪型としても有能です。
理由は、お分かりかと思いますが、汗が出ても、髪の毛の先流れることがなく、髪が首などにまとわりつくことがないからです。
いろいろなアレンジができるので、いろいろな年齢層、仕事でも違和感なくできるヘアスタイルというのもいいですね。
お団子ヘアの作り方の参考動画はこちらをどうぞ。
ハーフアップ
髪の長さが短いミディアムヘアなら、ハーフアップがおすすめですね。
考え方は同じで、首回り、顔周りに髪がくることを防いで、かつ、風通しを良くできる点がいいです。
ハーフアップは、丸顔、面長の人の方が似合うので、そんな方は、試してみてください。
美容師さんがやっているやり方が分かります
汗かき女性におすすめのショートヘアスタイル

汗かき女性の中で、ショートヘアの方に、おすすめの髪型を紹介しています。
基本的には、前の項目で書いた気を付けるポイントに対応した髪型になります。
ロングヘアよりも、ショートヘアの方が、シンプルに涼しいのでおすすめですが、さらに汗対策ができる髪型を紹介しているので、参考にしてください。
思い切ったショートヘア
ボブよりも、ショートヘア、特に思い切ったショートヘアがおすすめです。
ボブは可愛い髪型ではありますが、首筋まで髪があり、暑い時に結ぶには短く、汗かきには微妙なところがあります。
それに対して、思い切ったショートヘアにすれば、髪を結ぶことなく、涼しくなります。
思い切ったショートヘア自体に似合う、似合わない、髪質などもあると思うので、美容室で相談してみてください。
ショートヘアカタログ動画です
前髪はなし
ショートヘアだけないですが、前髪は汗かきさんには大敵です。
汗で濡れるとべったとおでこに張り付いて、逆に汗をかいていることをアピールしてしまう結果になります。
そのようになるなら、最初から前髪をピンなどで止めておくことをおすすめします。
それでも、どうしても前髪をつくりたいという方は、髪の量を調整して、髪の量を増やして濡れても目立たなくしてみてください。
参考にどうぞ
汗っかき女性がやってはいけない髪型

逆に、汗かき女性がやっていけない髪型のポイントを紹介します。
- 背中や首までの長さの髪型
首元に髪が触れる髪型は汗の蒸れを招き、不快感や頭皮のトラブルの原因となることがあります。 - 顔に髪がかかる髪型
長時間おろし髪だと、汗で髪がぐしょぐしょになり、清潔感を損なう可能性があります。 - ボリュームのあるゆるふわ
暑い日にゆるふわな髪型だと、汗や湿気でボリュームが持続せず、ボサボサになりやすいです。 - すいて毛量を少なくした髪型
汗で髪が湿ることで、適切なボリュームが維持できず、髪が薄く見える可能性があります。
汗かき女性のヘアスプレーの効果的な使用法と注意点

基本的に、汗かきだからといって特別なことはなく、通常の髪型をキープするためのヘアスプレーの使い方と変わりません。
注意点としては、以下の3点となります。
- 髪の下準備
シャンプーやコンディショナーで髪を清潔にし、適切なトリートメントを行います。清潔な髪にヘアスプレーを使用すると効果が高まります。 - 適切な距離からスプレー
ヘアスプレーを使用する際は、髪から約20〜30cmの距離を保ってスプレーします。距離を保つことで均一に分布し、髪全体に効果を発揮します。 - 過度な使用は避ける
過度な使用は髪に負担をかけることがあります。必要な量を守って使用しましょう。
汗かきに適したシャンプー・コンディショナー

多汗症用に製造されたシャンプーはありませんが、汗を多くかく人に向けての一般的なアドバイスを行います。
- 無香料、もしくは、香りが少ないもの
- 無添加のもの
- 頭皮のうるおいを与えるもの
- 汚れがしっかり落とせるもの
- 抗真菌成分が含まれるもの
この中で、一番大事なのは、汗をかいた日や、肌質が油っぽい日は、抗真菌成分が含まれるシャンプーを使って、頭皮の雑菌を洗い流してください。細菌が増えると、臭いのもとにもなるので注意が必要です。
まとめ:汗かきでもキレイな髪型を楽しもう

汗による髪がべたつき、髪型が崩れを防ぐことができる汗かき女性におすすめの髪型のポイントは以下になります。
- 「きっちり」とまとめる
- ロングヘアであれば、お団子
- ショートヘアであれば、思い切って短く
- ロングヘア、ショートヘア共に前髪はなし
最後に、汗かきの女性に向けて髪型をいろいろと紹介しましたが、結局、本人に似合っているということも重要な要素です。
汗にとらわれすぎず、自由な髪型を楽しんでほしいです。
そのうえで、上で紹介したポイントを少しでも取り入れて、汗対策ができれば、より快適な生活が送れると思います。
記事を参考にすることで髪に対する悩みが少しでも解決できると幸いです。